クリスマスはブレトン・ウッズなスタイルで②

by • January 12, 2011 • Restaurant ReviewsComments (0)223

由緒正しきマウント・ワシントン・ホテルなだけに、食事もなかなか古き佳きアメリカン・スタイルでボリュームも味も豪快でした。

まずはレストラン。朝食と夕食はザ・ダイニング・ルームでいただきます。朝はビュッフェ・スタイルでブリオッシュなど各種パン、各種フルーツ、各種ヨーグルト、マフィン、なぜかサーモン、肉類などなど数々が並ぶだけではありません。オムレツ、ワッフル、パンケーキをお好みで作ってくれるステーションもございました。

まー、そこは予想通りとして。

夕食は朝食を大いに上回るヘビー級でした・・。食事のことだけを指しているわけではございませんよ。夜ともなるとクラシックやジャズを演奏する年季の入った生バンドが食事を盛り上げ、豪華客船タイタニックで食事をしているかのような錯覚をおぼえてしまうほど。そんなおごそかなレストランなだけに、私友人から「ディナー用にドレスを持ってきてね」と言われていたんですよね。さすがに2010年のアメリカですから、本物のロングドレスを着る必要はまーーーったくありませんが、フィルハーモニー楽団を聴きに行くくらいの装いをまとった方が無難です。

↓1944年には、このダイニング・ルームが歴史の舞台となったのです!

My Big Apple

実は私に服装コードについて一言申し付けていた友人、いつもはFワードなんて下品な言葉を一切使用しない落ち着いた人なのですが、ホテルへ向かう車中でハンドルを握りながら大きなののしり声を上げたんです。何事かと思ったら、「選んでいたディナー用の服をベッドに並べたまま置いて来ちゃった」んですって。ホテルへの道のりは車で2時以上、しかも夕闇の帳が下りてディナーの時間が迫っていただけに、あえなくジャケットなしで晩餐に 臨むことに・・・。

当然ながら、受付に控えていた男性にジャケットの着用を求められてましたよ。でもさすが、こんなこともあろうかと、レストランではジャケット貸出サービスを行っておりました。おかげで、事なきを得ていざディナー!!です。

メイン・ダイニングが1ヶ所しかないだけに、聞くとメニューはアペタイザーからメインコースまで、すべて日替わりなんですって。それでも、当日のスペシャル・メニューも用意してございました。私はラム肉をチョイスしたのですが、これが何人の胃袋を満たすことができるんだろうかと想像してしまうほど、巨大なこと!!お恥ずかしながら私、半分も平らげられませんでした。

↓比較対象はありませんが、ゆうに私の手のひら2個分は入ります!!

My Big Apple

メインダイニング以外の軽食を楽しめるレストランも、アメリカンな脂分満点のメニューで彩られておりました。せっかくなのでたっぷりアメリカン・ディッシュに浸ろうと、翌日のランチには友人が薦めるままに、マカロニ・チーズをチョイスです。たださすがに高級リゾート・ホテルなだけあって、中から身がたっぷりしたロブスターがコンニチハしてました。単なるオイリーなジャンクフードでは終わらないところが、ブレトン・ウッズ風です。

↓大きさとしては、日本のグラタン皿を1.5倍にしたところでしょうか。

My Big Apple

お腹にチーズとロブスターをたっぷり詰め込んだ後は、スパで全身マッサージ。男性には女性が、女性には男性がマッサージを施すのは、どこのリゾートでも同じですね。久々にもみほぐされ、至福の時間をすごすことができました~。しかし男性でもマッサージ師の方、職業柄つねにクリームを塗りたくっているだけに、魔法の柔らかさですよね。

マッサージに全身をほぐした後は、水着に着替えてホットバスへ。実は屋外に備えられてあるのですよ。ジェットが噴射するバスにひたりながら、目の前に広がる雪景色を独占して鑑賞できるのは、無上の悦楽でした~。

↓限りなく広がる白銀の世界を、水着で堪能ってなんて贅沢!

My Big Apple

スパの後に待っていたのは、ご家族とともに行くそりで行く雪山ツアーでございます。2頭の馬が引く馬車風のそりにゆられ、えっちらおっちら白雪が覆う木のトンネルをかいくぐります。これといって珍しい建物が待っているわけではないんですが、ただただ続くピュア・ホワイトの世界を通り過ぎていくと、心まで洗われていくよう。言葉が出てこないほどでした。

↓夜に出掛けると、漆黒のカーテンと純白のコントラストがロマンチック。

My Big Apple

食事もスパも、心ゆくまで楽しめて、文句なし!!・・・・と言い切りたいのですが、ひとつだけ残念なことがありました。実はサービスが切ないことに。実はレストランのスタッフを中心に、各国から学生が休暇を利用して短期アルバイトで溢れ返っていたのです!ということは、ワインはこぼすわ、注文を間違えるわ、オーダーは繰り返す必要があるわ、注意を引くために大きな声で呼ばなければいけなかったり・・・。クリスマス・シーズンですから、きっと通常のスタッフは家族と時間を過ごしたいでしょうし、仕方ないでしょう。

ちなみに臨時スタッフに多かったのが、南米からの学生でした。考えてみれば彼ら、南半球の国々の方々ですから、夏休み中なんですよ。アルゼンチン、ペルー、チリ、ブラジルなど、熱~いルックスの皆様がダイニングを暖めていたのは、むべなるかな。

笑ったのが、アジア系のスタッフです。いわゆる白人エスタブリッシュメントが集まるリゾート地なだけに、黒人やアジア系は比較的、少ないんですよね。だからでしょうか、アジア系のスタッフは私に目を止め、興味深げに「どこのご出身なんですか?」とひっきりなしに尋ねられました。NYでは、異人種が入り混じっているだけに、なかなかないんですけどね・・・ブレトン・ウッズならではの体験でしたよ。

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