クリスマスはブレトン・ウッズなスタイルで③ 

by • January 13, 2011 • NY TipsComments (0)1091

ご家族が勢ぞろいした25日。お友達のご両親の、結婚50周年記念でもありました。お父様アーヴィンさんの実の母親、つまり私のお友達からするとおばあ様が入院していたとき、看護婦として働いていた奥様となるメアリー・ルーさんと出会ったとか。ただアーヴィンさんが見初めたのではなく、入院していたアーヴィンさんのお母様がメアリー・ルーさんを紹介し、結婚にいたったんですって。嫁姑問題が発生しえない、理想的な出会いですね。

↓結婚50周年を記念し、メアリールーさんは婚約指輪をはめて登場です。

My Big Apple

とっても仲良しのご夫婦。お友達もお兄さんも、そろってご両親のことを「理想的な夫婦」と豪語するほどです。特に私のお友達は、両親の仲むつまじさをみると、なかなか結婚に踏み切れないんですって。両親ほど信頼し合える相手にめぐり合えるか、今でも不安だそうですよ。

お兄様はご両親が踏んだ轍に沿って、それはそれは明るく健康的なご家族を形作っていました。お子さんは15歳と16歳の男の子と女の子がいらっしゃいましたが、男の子は年頃だというのに、母親とツーショットもいといません。母親とクロスカントリーへ出掛けたり、お姉さんとジムへ出掛けたり、大人顔負けの傲慢ぶりを発揮するニューヨークのキッズとは、全然違って心底感銘を受けました。こんな弟、ほしい・・・。

↓母親にされるまま、クリスマス・ネオン型ネックレスでポーズを決めちゃうほど素直☆

My Big Apple

クリスマス・ディナーの後は、ご両親が泊まるスウィート・ルームに集まってプレゼント交換タイムです!!お部屋には、お兄さんの奥様とお子さんが作った即席クリスマス・ツリーが立てられ、ムード全開♪次々に開けられていくプレゼントは、もちろんご家族の方々が心をこめて選ばれた品々で、見ているだけで心が温まりましたよ~・・・。なのに、急遽参加した私にも、プレゼントが用意されてあり、ビックリ!!!お友達からはイヤリング、お兄様のご家族からはステンド・グラス、そしてお母様からはお手製スカーフをいただきました!!感激です~☆

↓お母様みずからが描いたデザインの、シフォンのスカーフです。

My Big Apple

私はといえば、皆様に何をプレゼントすればよいのか分からず・・・。悩んだ挙句、日本のスーパーでみつくろった抹茶クッキーをはじめとする、日本のお菓子詰め合わせを、皆様にお送りしました。意外にも、大喜びだったのがキッズ達。14、15歳だというのに紙袋を開けた途端、「WOW I love Pocky!!!」と喜びいさんで、ディナーを食べてまもないというのに、私が買ってきたイチゴポッキーやクラッシュ・ポッキーをほお張っていました。

オハイオ州にお住まいで日本人のお友達は日系アメリカンしかいないというのに、日本のお菓子の知識力には驚きです。ただ、しょっちゅう食べられるわけではないので、相当うれしかったそうで・・・。お菓子ごときで、まさか大人の階段を上りつつあるティーンネージャーのハートをわしづかみできるとは、予想だにしてませんでした・・。

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