お手軽にキャッシュで住宅購入in US

by • February 10, 2011 • NY TipsComments (0)246

米12月中古/新築住宅着工件数はそろって大幅な増加を遂げたのは、記憶に新しいですね。

たとえば

「米12月新築住宅販売件数は32.9万件となり、市場予想の30.0万件より強い結果となった。前月の28.0万件(29.0万件から修正)から17.5%増加した。3ヵ月ぶりに増加した結果、件数自体は8ヵ月ぶりの高水準となる。」(筆者記事)

「米12月中古住宅販売件数は528万件となり、市場予想の487万件より強い結果となった。前月の470万件(468万件から修正)から12.3%増加した。2ヵ月連続で前月を上回った結果、7ヵ月ぶりの高水準を達成している。新規購入者向け減税策の恩恵を受けた時期を除くと、伸び率は2007年以来で最も大きい。今回は一戸建てが前月比+11.8%(2ヵ月連続で増加)の464万件かとなって、ヘッドラインに寄与。複合住宅も同+16.4%(2ヵ月連続で増加)の6.4万件となり、好調だった。」(筆者記事)

エコノミストからは、2010年11月から同年12月にかけての米金利急騰による、駆け込み需要が指摘されてましたっけ。住宅市場が金利上昇への懸念から改善をみせる一方で、8日付けウォールストリート・ジャーナル(WSJ)web版では、Cash Buyers Lift Housing という記事が掲載されておりました。

↓現金でマイホームをGet!なんて私にとっては夢のまた夢・・。

My Big Apple

記事によると2010年の住宅ローン金利低下、そして2010年4月までの新規購入者向け減税策の恩恵で、キャッシュで住宅をお買い上げしていた方が増加していたんです。フロリダ州マイアミのフォート・ローダーデールでは2010年、実に半数以上がキャッシュでのお買い上げだったんですって。住宅価格がバブル期にあった2006年の13%を踏まえると、圧巻の差ですな。

アリゾナ州でも、同じ現象が現れていました。同州フェニックスの現金購入率は2010年に42%へ急増。リーマン・ショックが発生した2008年の3倍増を遂げたんです。

ただし、この2都市の数字は異例でしょう。フロリダ州マイアミ、ネバダ州ラスベガスは、そろって住宅市場の急落という火が覆った2州。すなわちネバダ州ラスベガスとカリフォルニア州ロサンジェルスとで構成する枯野原4姉妹のうちの2州ですからね、

↓住宅市場の急落スペシャル番組では、必ず登場したアリゾナの風景

My Big Apple

全米リアルター協会(NAR)の調査では、キャッシュ購買率はやはり低下します。2010年に現金で住宅購入率は28%。とはいいつつ、リーマン・ショック発生直後である2008年10月の14%から倍増してます。WSJ紙ではこれについて、

「The jump in real-estate purchases made with cash is another sign of the revival of animal spirits in the U.S. economy.」

(キャッシュでの住宅購入の急増ぶりは、米経済の動物精神が復活したもうひとつのサインである)

見事な表現です。確かにキャッシュは、現ナマとも言いますからね~。獰猛な肉食獣は、ナマ肉がお好き~。お後がよろしいようで・・・。

↓眠れる獅子が目を覚ます?あるいは欠伸してるだけだったりして・・。

My Big Apple

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