カーネギーのジャパンNYC名誉委員会に、まさかの名前を発見

by • April 7, 2011 • Out & AboutComments (0)325

行って参りました、カーネギー主催のジャパンNYC 。五嶋みどりさんのリサイタル、しっかりこの耳で堪能してきましたよ!!!実はお恥ずかしながら、今回初のカーネギー体験。34丁目の駅からR線に乗り込み57丁目の駅で降りた後、思わず周囲をきょろきょろ見回してしまいました。57丁目の南側出口から地上に上がったのはよかったものの、ちょうど工事用のやぐらが掛かっていて、分かりづらかったんです・・・←言い訳ですね(恥)。

↓エントランスから日本のフェスティバルらしく、桜、桜、桜!!

My Big Apple

My Big Apple

五嶋みどりさんを中心としたリサイタルは、チェロにフランス人のアンドワン・レデルラン氏、ピアノにアメリカ人ピアニストのジョナサン・ビス氏のトリオの後は、ヴィオラの今井伸子さんを加えてのカルテット。1曲目はピアノ三重奏曲第9番イ短調、2曲目はシューベルトのピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.897、ラストはドヴォルザークのピアノ協奏曲第2番変ホ長調作品87です。書いてて懐かしくなりますね、変ホ長調とか、そんな文字を最後にパソコンに打ち込んだのは、いつのことでしょうか。

おなじみの赤いブレザーを着た会場の案内係の皆様は、さすがカーネギー。教育が非常に行き届いておりますね、皆さんとっても丁寧で親切です。観光客も多いので、監督が行き届いているのでしょうか。ジャパンNYCのフェスティバルを通じたリサイタル係員の方から気持ちの良い笑顔付きでいただいたパンフレットを片手に、3回席のドレス・サークルの席へGO!誘導された席に落ち着いて、パンフレットを開きます。

何気なく演目と演奏者の経歴をフォローし、ジャパンNYCの名誉委員会の覧をみて、目からウロコが落ちるかのようでした。駐米大使、在ニューヨーク総領事・大使、日系上院議員、日本の文化庁長官の名前が並んでいたのは、よぉ~く理解できます。でも、なぜこの方のお名前が・・・

予想外にも、この方。

ポール・ヴォルカー元経済回復諮問委員会委員長の名前が鎮座していたのです!!

↓「Tall Paul」のあだ名にふわさしく、2m超の身長で威厳たっぷり。

My Big Apple

しかも「ジャパン・ソサエティー生涯ディレクター」の肩書きが光ってます・・・。確かに調べると、過去にジャパン・ソサエティに「元米連邦準備制度理事会議長」として、講演を行っているんですよね。ざっと調べてみるとホワイトハウスのページ に「Pursuing his many continuing interests in public policy, Mr. Volcker is associated with the Japan Society, the Institute of International Economics, the American Assembly, and the American Council on Germany. He is Honorary Chairman of the Trilateral Commission and Chairman of the Trustees of the Group of 30.」とある程度でした。特に親日家としてのエピソードは聞いてなかった記憶がありますけど・・・当方の勉強不足なだけでしょうね、きっと。

肝心の演奏はと言いますと・・・。一緒にいらした方の「アルファ波に癒された」という感想に尽きますね。伸びやか、滑らか、清らかな旋律で、心がまるで洗われるようでした。繊細さのなかに強靭さが光る五嶋さんの演奏は、さすが日本が誇るだけあります!!!東日本大震災後とあって、演奏される側のお気持ちには、何がよぎったのでしょうか。

↓華奢な体からは想像もつかない迫力が魅力。

My Big Apple

パンフレットには、一枚の紙が挟まれていました。カーネギーとジャパンNYCの芸術監督を務める小沢征爾氏のお見舞い状です。小沢さんは、署名付きで「音楽や芸術を通して、日本の文化の素晴らしさを世界にお伝えし、この困難な時期に少しでも皆様の心の癒しになることで、ささやかな応援ができましたら、この上なく光栄に存じます」としたためておりました。

サプライチェーンの観点で日本経済の底力を見せ付ける一方で、娯楽や観光には自粛モードが波及する日本ですが、復興のエネルギーは経済活動という脈動でしか起こりえません。暗いムードを打破するにも、心の癒しが必要となるでしょう。どうか日本の皆様におかれましては、ストレスを溜め過ぎないよう、お気をつけ下さいませ。

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