マンハッタン以外なら、こんな物件とインセンティブにクラクラ

by • April 11, 2011 • NY TipsComments (0)301

マンハッタンで立地条件の良い高級コンドミニアムのお値段が3500ドル以上、最近では4000ドルもザラというお話をさせていただきました。とはいえ、やっぱり失業率が8.8%と依然として高い状況。ダドリーNY連銀総裁だって、米3月雇用統計が発表された同日「就業者数が月ベースで30万人増加したとしても、2012年末の労働市場にはなお大幅な余剰が残るだろう」と発言してました。失業率が「高過ぎる」と断じ、6月末まで6000億ドル、とする追加緩和策(QE2)を完遂しなければ「サプライズ」とお話してましたよね。

QE2の早期終了、規模縮小を連想させるセントルイス連銀のブラード総裁の発言でマーケットは早期利上げを連想する一方で、ハト派メンバーも慎重なスタンスをびくともさせず。ハト派メンバーの発言は、比較的メインストリートに近いのかも。

不動産ブローカーのアメリカ人からも「今は貸し手マーケットだから、仲介手数料なんて借り手から交渉もそこそこに徴収できるけど、来年もこの調子が続くかと言われると自信はないなぁ」と弱気な声が聞かれてましたっけ。借り手が支払うブローカーへの仲介料、ときに家賃1年分の20%を提示するハゲタカが存在するわけですな。今稼げるだけ稼ごう、という腹なんですよ。おかげ様で、こんなご時勢に家探ししている私に、火の粉が降りかかってあっちっちー、です。

↓ハト派らしい面持ちと感じるのは私の先入観、生き馬の目を抜くGSで出世した豪腕です。

My Big Apple

それでも!!!

ダドリーさんが失業率の高止まりに懸念を示すように完全回復にいたってない今、探せばまだまだ、借り手に優しい物件が存在するんですな。

まずは知り合いに薦められてブローカーを頼らずに訪れました、ブルックリンのダンボ地区。ダウンタウン・ブルックリンとも呼ばれ、マンハッタンに架かるブルックリン・ブリッジを超えた、すぐ先にあります。新規開拓が進むダンボに建つBrooklyn Gold は、Dekalb Ave駅から徒歩8分。周辺はニューヨーク・シティ・カレッジ・フォー・テクノロジーやら、ロング・アイランド・ユニバーシティなどが囲み、神戸でいうと学園都市風な新興住宅地らしい光景が漂います。不可思議なタワーが突如現れるところも、ご愛嬌ですな。

こちらはドアマン・サービスはもちろん、ジム、ラウンジ、娯楽ルームが完備されてあります。何よりの目玉は、お部屋のアメニティ。ワンルームでも、なんとiPhoneステーションが設置されているんです!!

↓電気スイッチの横に、何気に充電+プレーヤーが!!!

My Big Apple

クローゼットの右両端にはスピーカーが据え付けられており、試しにiphoneを差し込んでみます。お部屋全体には、ジョン・レジェンドのシルキー・ボイスが心地よくお部屋全体にたゆたい、気分はヒップスター。20代から30代をターゲットにした物件なだけに、彼らのニーズにジャストフィットしておりますねぇ。

この物件が優しいのは、それだけではありません。こちらペントハウスのワンルームで2150ドルのところ、18ヵ月リースだと入居してから3ヵ月は無料の出血サービスを提供してくれるのですよ!!!12ヵ月でも1ヵ月無料だなんて、マンハッタンでは聞いたこともありません。おまけにブローカーを通してませんから、手数料もなし。頭金・保証金は家賃3ヵ月分でOK。私の心が激しくぐらついたことは、言うまでもありません。

次にお出かけしたのは、勤務先にほど近いグランド・セントラルから7番線でイースト・リバー川をわたった、クィーンズ最西端です。1駅目のVernon-Jackson駅から徒歩8分のThe View 、1ベッドルーム(1LDK)のお部屋で家賃は2700ドル也。イーストリバーのすぐ真横という立地条件ですから、当然目の前にはマンハッタンの摩天楼を一望できます。言うまでもなく、ラグジュアリー・コンドミニアムなら間違いなく備え付けられているジム、プール、アメニティがございます。

↓こんな景色を毎晩堪能できるなら、マンハッタンから離れる価値アリ?

My Big Apple

こちらはさすが、マンハッタンから1駅という好条件から無料サービスはなし。しかし引越し料金は全額、管理会社もちだったんです。新築ではないとはいえ、引越し料金が節約できるなんて、船員を惑わすセイレーンの声もかくや・・・。マンハッタンからわずか1駅で家賃はマンハッタン価格から1000ドル以下に抑えられる上、こんな高待遇を受けることが可能だなんて、思ってもみませんでした・・。

1日悩んだ間にこちらの物件は、他の入札者に奪われてしまいました。でも、これでよかったんです。ブルックリンのGoldと同じく、洗濯機・乾燥機が備え付けられてなかったんですもの。実は引越しを思い立った一因が、洗濯機/乾燥機の有無だったんですよ。この6年間、洗濯用の大型バスケットに衣類やらベッドシーツを詰め込み、毛布うを選択するときにはクィーンズサイズ用だったため、身体に巻きつけなければならない有様だったんです。しかもエレベーターを降りて地下へ通じる階段を抜けランドリー・ルームにたどりついても、6台並ぶ洗濯機のうち3台使いたくても、他の方で使用中で逆戻り、なんてことも。もう、ホトホト疲れてしまいました・・・。

ちなみに恩師いわく、「マンハッタン・キスは別れにつながり、ベニス・ブリッジは永遠の愛につながる」んですって。仮にカップルがマンハッタンを臨むお部屋で新生活をする場合は、別離の第一歩になってしまうんでしょうかねぇ。

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