税金還付の使い途、あるアメリカ人お父さんの決断

by • February 17, 2012 • NY TipsComments (0)368

確定申告シーズン真っ盛りです~。4月17日が申告締め切り の今年、ワタクシはこの週末にすませました。特に家も個人引退準備口の口座ももっておらず、学校に通ってもいないので、ほんのスズメの涙ほどしから、返って来ません・・・。それでも返って来るだけ、マシですよね。
我が家の税金還付はお互いの目標のため、そのまま銀行口座へ直行ですが、アメリカ人男性には、こんな逡巡がありました。
↓この時期になると、政府からお小遣いが降ってくる錯覚に陥ります。

My Big Apple

プエルトリコの混血アメリカ人のお宅は最近、パートナーとの間に3人目の子供が生まれて、家庭は賑やかが倍増しいるんですね。毎日赤ちゃんやら、先に生まれた上の男の子が大暴れで、自分の時間もないほど、てんやわんやだそうです。
そんな彼の趣味は、カメラ。1台1500ドルは下らないニコンのカメラを引っさげ、カワイイ我が子をはじめ、インスピレーションを与える風景、人々を気の向くままに撮ることが大好きなんです。しかし、夫婦ゲンカの弾みで、家族の次に大事な一眼レフ・カメラが壊れちゃったんですよ。
カメラは彼のつかの間の息抜きを与えるだけに、彼は税金還付を元手に「ソニー A77」の買い替えを決意。幸い私のファッション業界で働いた経験がある家人が格安でカメラを購入できる筋を知っていたので、協力することにしたんです。
この話が、こじれることこじれること・・・。というのも、お子さんができたばかりで、1)新しいカメラに大枚をつぎ込んでよいのか、2)購入するカメラをダウングレードすべきか、3)将来のために貯金したほうがよいのか・・・。
↓ソニー「a77」、アマゾンでは5つ星中、4.5とさすがの高得点。
My Big Apple
日本人なら、迷わず3)の選択を採るでしょう。彼は愛するわが子を想い、自己中心的な選択はいけないと、胎を括ろうと歯を食いしばりました。でも、どうしてもカメラのことも忘れられず、2)のダウングレードも検討。しかし趣味とはいえ、格下の商品では、やはり質の違いは否めず。思い余って家人をはじめ友人に相談したところ、決断は迷いもなしに1)でした。
なぜなら。
このアメリカ人、実は残念なかたちのマスオさんなんです。彼の住むアパートの真上が、パートナーの奥様のご両親が住んでるんですね。いくら景気が良いとはいえ、お父様はなかなか希望の職にありつけず、いつしか家賃は娘のパートナーであるプエルトリコ系アメリカ人であるくだんの男性に頼りがちになっておりました。
そんなわけで、彼、タックス・リターン前にお父様のお宅も含め家賃を数ヵ月分、まとめて支払ったのです。
数ヵ月でもそれぞれの家賃支払いの頭痛から解放された直後、夫婦ゲンカで失ったカメラの大きさは、計り知れないものがあったんですよ。だからこそ、家人も他の友人も、彼の背中をそっと押したわけです。みながそろっていわく「大黒柱にカビが生えては、家が崩れる」だそうで。おっしゃるとおり、たまには生き抜きしないとね。どうぞ税金還付で、少しでも自己還元してください~。

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