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ハリウッドの日本化、有名人が続々CM出演の怪

by • February 29, 2012 • GossipComments (0)4812

アカデミーが話題にのぼり、メディアが一気に華やいだ週末となりました。

プレゼンターにキャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス、グゥイネス・パルトロウと1990年代に頭角を現し、2000年代前半にキャリアを築いたベテラン勢が登場すると、ステージはまた一段と豪勢になりましたね。円熟した大人の女性の魅力が画面いっぱいに漂ってきたことは、言うまでもなく。特にキャメロンとジェニファーの夢の饗宴は、ステージだけでなく、TVの前の男性を釘付けにしたことでしょう。

↓キャメロンとジェニファーのプレゼン、受賞者にとってはバッドならぬバット・ジョークだったとの批判も。

My Big Apple

ジェニファーとキャメロンといえば、2人の共通点はお尻だけではありません。キャメロンは2006年、ソフトバンクのCMにギャラ3億6000万円で出演しておりました。時給に換算して50万ドルと言われた、ハリウッド級とうならせる金額ですね。ジェニファー自身も、フィアットのCMに登場。新曲とのタイアップで、Eオンラインによると7デジット、つまり数百万ドル稼いだと言われています。

反対にジェニファーとキャメロンが違うコト。それは、ご存知キャメロンは日本オンリーのCMだった一方で、ジェニファーはアメリカ全国放送だったんですよ。スーパーボウルの特別CMではないところが、意外です。ハリウッド・スターは、企業イメージが定着することを恐れ、特定企業のコマーシャルに出演しないという通説がありましたけど、最近はジェニファーだけでなく、こうしたハリウッド・スターの不文律が崩壊しつつあることの証ですね。

スターの起用を一般化したとも言えるのは、ニキビ治療薬「プロアクティブ」。ヴァネッサ・ウィリアムスから始まり、ジェシカ・シンプソンやアリシア・キーズなどアイドルから歌姫送り出しただけでなく、ラッパー兼ビジネスマンのDiddyまで指名し、幅広い層へアピールを続けました。最近では2010年にケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバーまで出演させたことは、記憶に新しい。彼らのギャラも当然ながら数百万ドルを下るはずはなく。プロアクティブ担当者いわく、1年で1人当たり200万から300万ドル を支払ってきたそうです。米国内でも、トップクラスのセレブを起用するには、それなりの予算になるというものです。

↓ケイティ・ペリーのプロアクティブCM、ちょっぴりモードな雰囲気で。

My Big Apple

有名スターがCMに出演する例は、確実に増えてきた気がします。日本でも缶コーヒー「BOSS」でお馴染みのトミー・リー・ジョーンズは最近になって、ご当地アメリカで金融サービス会社アメリプライズ・ファイナンシャルに出演し始めました。オンライン証券会社TDアメリトレードも、俳優サム・ウォーターソンが長年務めていましたね。

CMだけでなく、TVでもリアリティ・ショーを通じバニラ・アイスやテイラー・デインなど、一発屋から懐かしのスターが登場することも多々みられるようになりました。かつての有名タレントによるクッキング・バトルから、ドラッグやらアルコール中毒を治療する番組まで、文字通り生き残りをかけたバトルさながらのの様相です。

セレブのTV露出度が高まる一方で、2008年9月のリーマン・ショックの余波もうかがえます。

たとえばこのリスト 。2011年の住宅差し押さえ物件をみると、俳優ニコラス・ケイジやバート・レイノルズなどのかつての大スター、そしてジャッキー・チェンの相棒役で日本でもその名を馳せた映画「ラッシュ・アワー」シリーズのクリス・タッカー、90年代の歌姫トニー・ブラックストンが名を連ねます。ニコラス・ケイジは最盛期にジェット機からヨット2隻、城3つ、バハマ諸島の島、豪邸15軒、スポーツカー50台を有していたので、勢いよく破産したニュースをご記憶の方は多いでしょう。

クリス・タッカーの場合、2001年に「ラッシュ・アワー2」で2000万ドル、2007年に「ラッシュ・アワー3」2500万ドルと途方もない大金を稼いだいも関わらず、フロリダ州にて600万ドルでご購入した豪邸を2011年に440万ドルの住宅ローンと1150万ドル近くの税先取特権を残して破産申請しました。

↓クリス・タッカー。日本の皆さまにとっては「懐かしのあの人」状態でしょうか。

My Big Apple

アメリカのスターが日本のようにお茶の間のTVに登場する回数が増えたのは、金融危機を経て自身のビジネスの羽根を伸ばし活躍の場を広げ手堅く稼ごうとする、そんな意思の表れかもしれません。音楽や映画でがっぽりで収入を得ても、その後が続かないのでは、元も子もありませんからね。日本の芸能界ビジネス、ハリウッドより考え抜かれた証なのか・・・。
メガトン級の大物スターをCMにもってくるのは、クリント・イーストウッドが出演した、スーパーボウルのクライスラーCMで効果は証明済み。というわけで、FBIもやってくれました。映画「ウォールストリート」でカリスマ投資家を演じ、「Greed is Good(強欲は善だ)」というセリフで金の亡者を演じきったマイケル・ダグラスを、不正取引の予防キャンペーンの「」に大胆起用したんです!!喉頭ガンからカムバックした姿を拝見するのは、うれしい限り~。血税を使って・・・なんて野暮な文句を言う気も、失せちゃいます。


↓一世一代のハマリ役だったゴードン・ゲッコーの雰囲気たっぷり、威風堂々のマイケル。

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