ロムニーVSサントラム、動物愛護団体と同性愛者権利活動団体も巻き込んで炸裂!

by • March 16, 2012 • NY TipsComments (0)354

混戦模様の共和党予備選挙。ロムニーVSサントラムの熱戦は舌鋒鋭く、個人攻撃が炸裂しております。
アラバマとミシシッピと保守派色の強い州で勝利したサントラム候補に対し、ロムニー候補側から出た「サントラムの選挙運動は絶望的だ」との見解に応じて、14日放送のCNN「スターティング・ポイント」では、サントラム陣営の参謀がインタビューで応戦したんです。彼は「率直に言って、犬を車の屋根にくくりつけて高速を突き進む男の価値判断なんて、聞く耳を持てるとは思えない」と批判しました。さすがに参謀だけあって、全国放送で口汚くののしることはございませんな。
何のお話かといいますと、あれは約30年前のこと。ロムニー一家が楽しく、車でカナダ旅行へ向かった道中のエピソードです。家長のロムニーさん、愛犬のシーマスを車の屋根にしばりつけた檻に押し込み、延々12時間のロード・トリップを敢行したんですよ。これが、動物愛護団体の逆鱗に触れたことはいうまでもありません。
この一件はロムニーさんが知事を務めたマサチューセッツ州のボストン・グローブ紙が2007年、初めて報道しました。ちょうど、ロムニーさんが大統領選挙に立候補したとき報じたときですね。報道に反応し、アラバマ州と予備選でサントラム候補に負けた州の住人であるスコット・クライダー氏は「Dogs Against Romney」を結成しました。フェイスブックでの「いいね」は、14日の午後11時時点で3万8162人を数えます。
↓愛犬家なら許せない!!ロムニー候補は「シーマスは屋根が好きなんだ」と説明したとか。

My Big Apple

サントラム候補が敵に回しているのは、同性愛者の権利保護団体です。こちらの活動で最も有名なのは、ゲイの活動家・コラムニストのダン・サベージ(Dan Savage)氏。彼が主宰して立ち上げたSpreading Santorumというウェブサイト、キリスト教原理主義者らしくアンチ同性愛者の発言の多いサントラム候補を血祭りに挙げていたのですよ。武器はグール検索。バリバリのキリスト教原理主義者の彼の名前をググった場合に、あえて同性愛者を連想される下劣極まりない言葉がトップ5に引っ掛かるよう、草の根活動を展開しています。困りに困ったサントラム候補、グーグル本社に対応を嘆願するにいたりましたが、冷たく跳ね返されたのはいうまでもなく。
とはいうものの。
サントラム候補を検索した画面にSpreading Santorumが顔をのぞかせるとはいえ、予備選の戦績を反映して見事にお下劣ワードはトップ5から陥落しました。
↓14日現在で成人向けの隠語は消えても、「gay」やSpreading Santorumの創始者の名前は残ってす。
My Big Apple
Dogs Against Romneyのフェイスブックの「いいね」が4万件に届いてはおりません。しかしロムニー候補のフェイスブックでは、「いいね」が153万67人を数えます。
少なくとも動物愛護団体や同性愛者の権利保護団体のアンチ共和党大統領候補の活動は、力強い効果を発揮していないもようです。これは、個人攻撃より重要な選挙公約に注目したアメリカ人の判断なのか、両者もオバマ大統領に勝てないと見込んで個人攻撃にも興味のないアメリカ人の気持ちの表れなのか・・・。ちなみにオバマさんの支持率はというと、ギャラップの週間ベースの調査では3月6-11日分で48%と、経済指標の改善を追い風に2011年5月以来の高水準を達成してました。

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