London Olympic Starts with Glam and Fun!
ロンドン五輪、ついに開幕しました!!
ダニー・ボイル監督が演出した開幕式、ソーシャルネットワークにかけたデジタル・ラブストーリーがキュートでしたね。思わずフェイスブックとタッグを組んだのかと思いました。だって株価は低空飛行を続けた上に25日引け後に発表された決算で上場以来、最安値を更新。決算で営業・マーケティング費は4倍以上の3億9200万ドルに膨らみ営業利益率が前年同期から10%落ち込んだのも、そのせいかと想像してしまいました。邪推です、はい。
映画の名場面をフィーチャーしていたのも一興でしたが、何よりUK発の時代を代表するサウンドトラックが泣かせます。ニューヨーカーも「Omg New order, Eurythmics, Prodigy Underworld British 80-90′s music was the best!!」と、興奮気味にフェイスブックに書き込んでましたよ。80年代にデビッド・ボウイにファースト・キスしてからUKミュージックにイチコロな私も、狂喜乱舞です。
イギリスが誇るBlue Jeanは、間違いなく私のAll time favorite☆
開会式に目を奪われたつつ、熱を帯びるコマーシャル合戦も堪能させていただきました。
前回の北京大会では、開会式だけで視聴者数10億人ヒットしたというだけに、各企業は力のこもった広告を披露しておりますね、個人的なお気に入りは、シティグループとP&G。
シティグループは、協議中の選手目線を疑似体験させてくれます。意外にも、オリンピックとパラリンピックの協賛は、初めてなんですね。残念ながらYoutubeやFBで映像が確認できず、アップロードできませんでした・・が、こんなものを発見。「Every Step of the Way」のアプリをダウンロードすれば、チームUSAの選手の詳細情報から動向までカバーできるとか。ざっと調べてみたところ、各国対応はしておらず日本の選手団とコラボしていないもようです。
P&Gはこちら。日本のみなさまもご覧になれますように・・。
オリンピック本番さながらのシーンが次々に飛び出す一方で、あれれ?みな子供ですよね。それのそのはず、タイトルは「To Their Moms, They’ll Always Be Kids」。最後に出てくる「P&G. Proud Sponsor of Moms」が、お茶の間にたたずむ世界中の母親のハートをわしづかみにしたことでしょう。Youtubeの再生回数はオリンピック開幕の27日時点で38万2059件です!シティも、アップロードすれば話題になったのに・・・(もし投稿されていたのなら、ごめんなさい)。
P&Gといえば、4-6月期決算の見通しを6月後半に下方修正しましたよね。先進国のエクスポージャーが6割というのが痛かった。今回のCM展開でエマージング国の需要を引き出せるでしょうか。ユニリーバはインドをはじめ先進国外で健闘しているだけに、下方修正を免れましたしね・・。
選手とともに、企業もマーケティングという闘いの火蓋を切ります!
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