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変わらないアップルVS変わりたいマイクロソフト、タブレットでガチンコ対決!

by • October 25, 2012 • Latest NewsComments (0)852

iPad VS Surface, Game On!

7-9月期決算を発表したNY時間午後4時半(日本時間の26日午前5時半)を過ぎてから、アップルが時間外取引で一時2%以上も下落しました。8月以来の600ドル割れのトリガーを引いたのは、決算内容+見通し。売上高こそ、前年比27.2%増の360億ドルと過去最大を更新しただけでなくアナリスト予想の358億ドルを若干ながら上回りましたよ。しかし純利益は24.2%増の82億ドルのところ、1株当たり利益(EPS)で8.67ドルとアナリスト予想のEPSである8.75ドルを大きく下回ってしまいました。

iPhone 5を9月21日に世に送り出したことで、注目のiPhone販売台数は前年比58%増の2690万台と、予想レンジ「2500万-2600万台」の上限をやや超えていきました。しかしiPadが仇になったんです。1400万台と、アナリストが最近になって下方修正した予想値1500万台以下に終わりました。iPad MINIの発売前に、消費者は完全に買い控えを決め込んだもようです。

それだけではありません。ホリデー商戦を迎える10-12月期の売上高見通しが前年比12%増の520億ドル、EPSは11.75ドルでした。アナリスト予想の580億ドル、15.41ドルから遠くかけ離れてしまったんです。

新製品の発表でニュースのヘッドラインを飾ってきたアップルも、ついに息切れ?

決算発表前である25日のNY市場引け40分前、ブルームバーグが流したアップルによるラジオ・サービス開始のヘッドラインを目にして、決算がヤバイのではないかと眉をひそめてたんですよ。不安的中でした。ラジオのサービス開始のあおりで、パンドラが場中に20%も暴落し取引停止になったのは気の毒極まりなかったです・・。

 

閑話休題。

 

アップルの10-12月期のEPS見通しについては、 ガイダンスに慎重な伝統にのっとって、過去6週間以内に発売を開始した「新製品を含んでいない」とのこと。従って、もちろんこの予想を上回る可能性を大いに秘めているわけです。ただし、ホリデー商戦に各企業が新製品を投入するなかで、失望に終わってしまうリスクも否定できない。

7.9インチのiPad MINIが398ドル(3万1840円)と、アマゾン、グーグル、サムスンが送り出す7インチ型のタブレットの価格199ドル(1万5920円)を大幅に上回っているからではありません。

マイクロソフトが、タブレット「サーフェス」でハードに進出したからです。

サーフェスは、iPadと比較してざっくり以下の4点でスグレものです。

1)庶民に優しい価格設定
Windows 8の携帯端末用OSであるWindows RTを搭載したサーフェスなら32GBの場合499ドル(3万9920円)。iPadの599ドル(4万7920円)より割安なんです。iPadは16GBなら499ドル、69GBなら699ドル(5万5920円)ですね。4G対応なら16GBは629ドル(5万320円)、32GBで729ドル(5万8320円)、64GBで829ドル(6万6320円)也。

2)キーボード+本体カバーの魅力
サーフェスの場合、499ドルに100ドル上乗せすればキーボード兼カバーの「タッチカバー」がついてきます。64GBだと「タッチカバー」付きで699ドル也。どちらもカラーは黒のみです。黒を含めピンク、ブルー、レッド、ホワイトと4色あるなかで色を選びたいなら120ドル払って下さい。

130ドル払えば「タイプカバー」をチョイスできます。「タッチカバー」だと、3mmと極薄ながらタイプミスが続出する傾向が高いそうで、5.5mmの「タイプカバー」がおススメのもよう。
キーボードがついてくるとなれば、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが発表会で「タブレットでも、ラップトップでもな、それ以上」と自信満々で紹介したのも、むべなるかな。

ポップなカラーを合わせれば、カフェでタブレットを取り出す姿もキマッちゃう?

3)世界を股にかけるビジネスマンの味方
ワード、エクセル、パワーポイント、Oneノートなどなど、Windowsオフィス機能を兼ねそろえたサーフェスは、移動でもメールはもちろん、企画書の作成・手直しも可能。出張で世界を飛び回るビジネスマンの、つよぉ~い味方になるでしょう。

4)スマートグラスでXボックスと他端末を連動
iPadだと、アップルのエコシステムでしか機能しませんよね。しかし、サーフェスを使えばマイクロソフト製のXボックスを通じ、アンドロイド搭載のスマートフォン、果てにはiOSを搭載するアップル製品とも連動させ、ゲームや映画を楽しめることがきるわけです。iPadを持っている方でも、購入するインセンティブになりますね。

サーフェス対iPadの比較表は、こちら。

 

サーフェスの欠点はというと・・ズバリ、日本の皆さまでも利用者増加中のフェイスブックや当然ながらiTuneが搭載されていないことが挙げられます。

すっかりマイクロソフトの回し者みたいな内容になってしまいました。

私、何度もいいますけどアンチ・アップルではありません。iPhone 4S使ってますし。デザインだってその流麗さに惚れ惚れすることもありますよ。ただ、アップルの商品展開が成功例を収めた典型として「変わらない」企業になってしまっているのが非常に気になるんです。iPhone 5がその完璧な例で、キーロック解除から電源チャージにいたるまで、テクノロジーの進化を全く反映してないんですもの。

マイクロソフトはその点、ソフトウェアの垣根を越えハードウェアに手を伸ばしてリスクを取りました。Windows 8では、自らの既存OSのデザインをイチから刷新するという大きな賭けに打って出ています。記者としてマーケットを見つめる側としては、「変わりたい」マイクロソフトの努力を無視できないんですよね。

パソコン売上が頭打ちとなっては、携帯端末への本格的な足がかりが必至だったんでしょう。

サーフェスはアメリカでは26日に発売開始。アップルのiPad MINIもアメリカでは26日からオンライン販売が開始し、11月2日に店頭販売がスタートします。タブレット一本勝負、サーフェスはどこまでiPadを追い上げられるのでしょうか。日本での販売スケジュールがまだ確定していないのが、残念な限りですが・・。

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