Ready, Set, Eat, Go Shopping For Holidays!
サンクスギビングデーを控え、アメリカ人の頭の中は七面鳥で頭がいっぱい~。フェイスブックには一足先に感謝祭ディナーを楽しむ写真が次々アップロードされており、ホリデーの雰囲気をどこまでも楽しんでいらっしゃいます。
そう、狩りに出かけて家族の皆さんで食べる七面鳥を射止めた方もいらっしゃるんです。自ら仕留めたターキーをクランベリーソースでいただく瞬間は、彼にとってまさに至福のときとなるでしょう。
サンクス・ギビングデーが近づけは、当然ながらブラックフライデーも大いに意識されますよね。
ブラックフライデー前からセール開始の格安デパートのセンチュリー21、一面広告で大々的にアピール。
ホリデー商戦を迎え、オンライン売上高は好調なペースを保っていますよ。インターネット調査会社コムスコアによると、11月1日から18日までの約3週間でオンライン売上高は前年比16%増の101億ドルでした。8日には、1日だけで8億2900万ドルもの売上を計上していたといいます。今年のホリデー商戦全体でのオンライン売上高は、前年比17%増の434億ドルとなる見通し。既存店を含む売上高になると、4.1%増になるというのに、このオンラインの伸びの高さは特筆すべきものがありますよね。
なぜか?
もちろん、好調なオンライン売上高には、カラクリが隠されているんです~。21日付けAP通信によると、オンラインと既存店での価格設定を合わせる=Price Matchingやら、オンラインで格安で購入して既存店で受け取るシステムが誰もが知っている大手小売店で導入されているんですって。
実際に、ベスト・バイに勤務する男性にお話をうかがってみると「顧客が足を運んで店舗にやってくることが重要」なんですって。格安の商品を受け取りに店舗にやって来た顧客が「”半額、7割引”など派手な値引きにつられて別の商品をお買い上げするため、財布の紐を緩めるのを手ぐすね引いて待ってるんだ」そう。いわば、肉を切らせて骨を断つ、捨て身の作戦に打って出ているんですね。ドアバスターがある意味、命がけなだけに売る方も必死ですな(注意:上のビデオは、過去のブラックフライデーにおけるドアバスターの実際の映像です)。
「財政の崖」を受けて消費が鈍化すると警戒されていただけに、熱を入れた小売店の取り組みはオンラインだけではありません。トイザラスやウォルマートをはじめ、お取り置きサービスであるレイアウェイを実施します。しかも手数料無料!!さすが、庶民の味方っぷりを発揮しています~。こんなにホットなホリデー商戦なら、家人も新しいスマートフォンを気軽に購入できるんじゃないかと・・。
うちの人、先日は2年以上つかっているiPhoneのバッテリーを交換してたんですよね。
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