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【追記】債務上限引き上げ交渉のとっておき打開策は・・・・1兆ドル硬貨!?

by • January 4, 2013 • Latest NewsComments (0)399

The Platinum Option : 1 Trillion Dollar Coin To Avoid Default?

耳を疑うお話でしょ??

「財政の崖」からのフリーフォールは転落は免れたものの、米議会がいわゆる「グランド・バーゲン」、民主党と共和党が大きく歩み寄って妥協案を導いたわけではありませんでした。そうです、以前にお伝えしたように①自動歳出削減の実施、②債務上限引き上げ――で、民主党と共和党は協議という名の下に再び真っ向から対決する可能性が濃厚なんです。

共和党指導部では、「財政の崖」妥結案ですら団結できず・・。

ガイトナー米財務長官は12月31日に債務上限の16兆4000億ドルに到達したと宣言し、既にデフォルト回避する緊急策を開始することを明らかにしております。

債務上限引き上げ協議を目前に、すでに報道はヒートアップ。火の車財政では緊急措置でのやりくりも2月末までに力尽きる予定なだけに、マーケットは「債務不履行」を人質にした綱渡り交渉を固唾を呑んで見守っています。半ば大きな駄々っ子の小競り合いを見る呆れ顔を浮かべてもいますが・・・。

ここで蘇るのが、格付け会社S&Pをして最上級「AAA」から格下げに踏み切らしめた2011年8月の債務上限引き上げ交渉。脂汗と冷や汗でごちゃ混ぜになりながらうなされたあの悪夢・・・。「財政の崖」での疲労困憊の後なだけに、もう繰り返したくないですよね。

そこで!

特効薬として注目されている秘策が話題になってるんです。

何かといいますと・・。

1兆ドルコイン!!!

 

法律上では、米財務省にプラチナ硬貨を鋳造し価値を保証する権利を認めているんですって。鋳造したプラチナ製1兆ドル硬貨を米連邦準備制度理事会(FRB)に預け入れれば、相当額の紙幣化が可能となって債券を発行する手間どころか米議会による債務上限引き上げ合意なしにデフォルトを回避できるそうな。

「In God We Trust」と文字は採用されるのかしら。市場は信用しなさそうですけど。

そんなバナナ!!!Going bananaなお話。これが4日のマーケットでまことしやかに話題になったから、さあ大変。ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のポール・クルーグマン教授は「インチキだ!(gimmick)」と一刀両断しております。そりゃそーですよね。ドルの失墜を招きジンバブエ並みのハイパー・インフレに襲撃されるかもしれませんし。

奇想天外なお話、ベテランのジェリー・ナドラー米下院議員(民主党、ニューヨーク州選出)は支持しています。おまけに、ホワイトハウスには「財政の崖」をはじめとした世にも醜い愁嘆場からアメリカを救うべく、1兆ドル硬貨鋳造の「嘆願書」まで3日に提出されているんですよ!既に4日時点で3151名が署名。2月2日までに2万5000名の署名が集まれば、オバマ米大統領が取り上げる可能性も高まります。

2日間で3000人超えなら、1ヵ月以内の2万5000件達成は夢ではありません。

今のところホワイトハウスは1兆ドル硬貨鋳造にコメントしてませんが・・・ガイトナー米財務長官が債務上限引き上げを見届けず1月末に退任する最大の理由、実は債務のマネタイゼーション構想にある?なんちゃって。

【追記】

2日付けのコラムではクルーグマン教授、アイデア自体「インチキ」と評しつつも「我々は通常のルールが当てはまらない不可思議な経済のなかで住んでいる」などと結んだように、完全否定はしていませんでした・・・。そして7日付けのコラムでは、まさかのまさかで支持に回ったんです!

ホワイトハウスはというと・・The Hillによれば、カーニー報道官は質疑応答で何度も1兆ドル硬貨に対する立場の説明を求められましたが、可能性は低いと述べるにとどめ打ち消すこともなかったんです。債務上限引き上げ交渉こう着を懸念した1兆ドルのプラチナ硬貨鋳造への嘆願書は10日のNY時間午前10時40分時点で、7313人。2月2日の期限までに1万7687人集まれば、ホワイトハウスが見解を発表する可能性を残しております。

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