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IRS税務審査問題で、再び注目のティーパーティー

by • May 16, 2013 • Latest NewsComments (0)530

Tea Party’s Got The Spotlight Again.. Feat. IRS.

ここのところ、久々にアメリカで「ティーパーティー」という言葉がメディアをにぎわせております。そう、2009年に始まり米中間選挙が実施された2010年にかけ一大旋風を巻き起こした超保守系市民運動のことですね。

いいえ、政治活動についてではありませんよ。

国税庁(IRS)の職員がティーパーティー系の団体などに対する税務審査を、2010年初めから2年に及びとりわけ厳格化していた疑惑が浮上。「ティーパーティ」、「愛国者」、2009年9月12日に7万人がワシントンDCに終結した「9月12日プロジェクト」、保守団体「米国をより良い国にしよう」のキーワードに着目し、精査していたんですね。これを受け米司法省は米連邦捜査局(FBI)に15日、刑事捜査に命じました。25年間IRSに勤務したベテラン、スティーブ・ミラー長官代行は同日に辞任で責任を取っております。

9月12日運動、共和党系フォックスが仕掛け役とあってこんな看板を発見。
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CNNによると、2012年5月時点でミラー氏が不正を承知していたんだとか。同年7月に議会証言で否定し、同11月に長官代行に就任していたので、辞任は当然でしょうね。

代行に指名した本人であるオバマ米大統領は15日に「許せない行為」と断じつつ、16日には記者会見で不正について「認識していなかった」と説明しております。

どれだけ不公平な事態が発生していたかと申しますと、USAトゥデーが教えてくれます。2010年2月以降、ティーパーティー関連の団体への税務審査は2年3ヵ月後も終了していなかったにも関わらず、1件も終了していませんでした。反対に民主党系の団体はというと、20団体以上が受理され減税の恩恵をこうむっていたんです。審査期間がわずか9ヵ月間だったケースもあったとか。税金還付がかかってきますから、コトは単純にIRSの嫌がらせとはいえないんです。

共和党のミッチ・マコーネル米上院院内総務(ケンタッキー州)は、15日にミラー氏との会談後、「刑事問題に発展しうる」と発言。ジョン・ベイナー米下院議長(オハイオ州)は、もっと明確に「問題は、誰が刑務所行きになるかどうかだ」と明言してました。

オバマ政権2期目は、5月12日のボストン爆破事件の悲劇からテキサス州化学工場爆発事件も加わって、前途多難な船出となっていることは確かです。

口を真一文字に結んだホルダー米司法長官を、オバマが横にらみの巻。
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本日のオバマ記者会見後、ナショナル・ジャーナルが民主党寄りと共和党寄りの有識者に対し政権への打撃を調査しました。1から10に従って打撃が大きいとする評価では

民主党寄り
1-3 :10%
4-6 :40%
7-10 :50%

共和党寄り
1-3 : 9%
4-6 :14%
7-10 :77%

でした。

結果をみると共和党寄りが7.2に対し、民主党寄りも・・・6.2!辛口評価は当然でしょ。

一般市民レベルの関心はどうでしょう?ギャラップをみると・・・

・注意深くフォローしている:54%
・関心なくフォロー:22%
・全くフォローせず:24%

共和党支持者が憤懣やるかたなしでフォローしていることは間違いなしで54%とったところで、46%はさして気にも留めてない様子。どおりで、1週間以上たっても世論調査が出て来ないはずですわ。

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