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LVMH7-9月期決算は予想以下、引き続き2桁成長かなわず

by • October 15, 2013 • GossipComments (0)597

LVMH Q3 Earning : Au Revoir To Double Digits Growth?

世界屈指の高級ブランドを束ねるLVMH、15日引け後に発表した7-9月(第3四半期)決算は繁栄に翳りをみせました。これまで、「不況知らず(recession proof)」の名を欲しいままにしてきた同社。ユーロ圏が4-6月期に7四半期ぶりにリセッションから脱却し中国や日本でも景気回復の足取りが確認されていたにも関わらず、2桁成長を回復できずに終わっています。以下は、決算内容。

7-9月期の売上高は70.2億ユーロと、市場予想の72.4億ユーロを下回った。買収・売却、為替変動などを除く既存事業売上高が前年同期比8%増と、市場予想の10%増に及ばず。上半期の8%増に続き、2桁成長を達成できなかった。なお2012年は13%増と、11年の22%増から減速も2桁を確保していた。

1-9月期ベースでの売上高も207億ユーロと、市場予想の209.3億ユーロより弱い。買収・売却、為替変動などを除く既存事業売上高も8%増と、市場予想の9%増に及ばなかった。品目ごとの1-9月期の既存事業売上高ベースをみると主力のファッション・革製品が減速し、香水・化粧品も鈍化していたことが分かる。半面、ワイン・酒類や時計・宝飾はアナリスト予想を上回り、精選品は市場予想と一致した。

【部門別の売上高】
ワイン・酒類 7%増 > 市場予想 5%増
時計・宝飾 3%増 > 市場予想 2.2増
ファッション・革製品 4%増 < 市場予想 6%増
香水・化粧品 5%増 < 市場予想 7%増
精選品 19%増 = 市場予想 19%増

2013年通期の業績に対し、LVMHは引き続き「自信をもつ」との見解を示した。

LVMHは足元、変遷期にある。ベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)の長女で後任候補の1人であるデルフィーヌ・アルノー氏が6月末、クリスチャン・ディオールの副社長からルイ・ヴィトンの副社長へ移籍すると明らかにし、9月初めに就任した。また10月2日、パリで開催した春夏コレクションで16年にわたって中核ブランドのルイ・ヴィトンでクリエイティブ・ディレクターだったマーク・ジェイコブス氏の退任も発表している。

マーク・ジェイコブス氏、今度は自身のブランドでIPO実施か。
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後任にはバレンシアガのニコラ・ゲルキエールが就任するとの観測が駆け巡るものの、ヴィトン側は正式コメントを控える状況だ。なおアルノーCEOの長男アントワンも有力後継者としてみなされ、2年前から傘下のイタリア高級靴ベルルッティの会長を務める。

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