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ギニア帰りの医師、NY市内でのエボラ患者第1号に

by • October 23, 2014 • Latest News, NY TipsComments Off3104

NYC Doctor Tests Positive For Ebola.

ニューヨーク市の病院に23日、アメリカ人がエボラ出血熱病感染の疑いで入院した。検査結果は、陽性。NY市内で初めての患者となる。

コロンビア・プレスビテリアン病院で勤務するアメリカ人医師のクレイグ・スペンサー氏は33歳で、「国境なき医師団」を通じ西アフリカのギニアでエボラ出血熱患者の治療にあたっていた。

スペンサー医師は21日の段階で身体のだるさを感じ、帰国から約10日後の23日の朝に103°F(39.4℃)の高熱と吐き気を催したため「国境なき医師団」に連絡を取ったという。電話を受け医師団はNY市当局に救急車を要請、完全防備の救急隊員に支えられて26丁目のイーストリバー沿いに立つベルビュー病院の救急病棟にたどり着いたかたちだ。

ギニアで治療活動に従事したスペンサー医師。
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(出所:Facebook/New York Post)

しかしスペンサー医師は直前の22日夜、居住地の147丁目から地下鉄を利用しウィリアムズバーグのザ・ガッター(当初のブルックリン・ボウルから訂正いたします)ボーリングを楽しんでいたことも分かっている。タクシー配車サービスのウバーも、利用していた。

ビル・デブラシオNY市長は、記者会見で「我々の知るところで患者が直に接触した人数は限られている」と説明し混乱回避に努めた。

——テキサス州でアメリカ第1号のエボラ出血熱患者が死亡してから治療にあたった看護師2人が感染したものの、接触をもった人物に現段階で変化はみられていません。そのうち1人のアンバー・ビンソン氏は、早々に回復したとのニュースも飛び込んでいます。

ビンソン氏、笑顔の一枚。
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(出所:WFAA/Vinson’s family)

不幸中の幸いで、少なくとも米国では西アフリカのようなアウトブレイクの兆候は確認されていません。人口密集地NY市でどのように事態を乗り越えるか、試されます。

(カバー写真:New York Times)

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