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アメリカ人と日本人、「友達作り」をめぐる意外な類似点とは?

by • June 6, 2019 • Latest News, NY TipsComments Off2307

When You Become Adult : Average Americans Tend Not To Do This For 5 Years.

小学校入学時「友達100人できるかな〜♪」と歌った方は、決して少なくないでしょう。

でも、大人になってからふと気づくはずです。新しい友人が最後にできたのはいつだったのだろうか?

それは、アメリカ人でも同じことなのですよ。オンライン招待状作成サイトのEviteが調査会社OnePollと共同でアメリカ人の成人2,000人にリサーチしたところ、平均的なアメリカ人は過去5年間に友達作りに励んでないというではありませんか。

何と、アメリカ人のうち45%が「新しい友人を作ることが困難」と回答していたのです。そのうち、42%は「内向的」と「恥ずかしがり」を主な理由に挙げていました。その他「今の友人で十分」と、「出不精(特にバーなど)」が33%で並びます。

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(出所:Evite via Youtube)

続いて、「家族との時間で手一杯」が29%「人に出会うような趣味に関心がない」が28%、「引っ越しをしていない」が21%でした。ハッピー・ゴー・ラッキーな明るさ全開に見えるアメリカ人も、大人になってからの友達作りは、日本人と同様な問題に直面しているようです。

もうひとつ、日本人との類似点がありました。自身が最も人気があった年齢はというと・・・「23歳」との回答が最だったのです。しかも「21歳」、つまり飲酒が合法な年齢に達した時こそ人気のピークだったとの回答も36%と少なくない。その年齢の頃の方が好奇心に溢れ、無鉄砲だったというだけかもしれませんが、若い頃の方が老若男女問わずモテていたと振り返るのは、アメリカ人も同じなんですね。

では、平均的なアメリカ人は何人の友達がいるのかというと・・16人でした。そのうち3人が「親友」、5人が「良い友達」、8人が「2人で会うことがない友人」だといいます。友人枠ではない「知り合い」は50人、ソーシャルメディアの友人は91人なんですって。皆様も、思い当たる節があるのではないでしょうか?

大人になれば友達作りが難しいだけでなく、せっかくできた友人と会うことも容易ではなくなりますよね。かくいう筆者も、お互い東京に住んでいるというのに、かつての同僚をはじめNY時代に出会った友人と、なかなか会えていません(涙)。仕事や家庭を抱えていれば、なかなか自由な時間を確保できませんが、せっかくのご縁で出会ったわけですし、関係が切れないよう努力しようと気持ちを新たにした次第です。

(カバー写真:Yelp Inc./Flickr)

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