全米だけでなく、国境を越え世界に飛び火した「Occupy Wall Street、NYを占拠せよ」。いつまで続くのか、誰にも見当がついてないでしょう。
こうした動きに、抗議のど真ん中にあるシティグループのパンディットCEOは前週、「対話の用意がある」とスピーチで語りかけました。
世界の知識人も、デモに対し共感を示しています。
以下は、ニューズウィークの記事 から。
「北京市に拠点を置く米ニューヨーカー誌のライターは、『万里のウォール街革命、万歳!』と賞賛する記事を書き、別の記事ではデモを行うアメリカ人の若者を『占拠世代』と呼んだ。中国の知識人や活動家が署名・公表したとされるメッセージは世界の資本主義者たちにこう警告している。『ウォール街革命の勃発』は、大衆による民主革命が世界に広がり始めているという歴史的な兆候だ」
イランのハメネイ師も、「デモは資本主義を転覆させる 」と奨励。いわく
「米政府はデモを根絶やしにしようと懸命になっているだろうが、無理な話だ。最終的に(大きなムーブメントに)進展し、西側の資本主義を倒すことになるだろう」ですって。
「革命」を扇動するような発言が飛び出すなかで、「ウォールストリートを占拠せよ!」の掛け声とともに、こんな画像が出回ったことは、個人的に気になります。
↓サイバーテロの「アノニマス」が利用する顔でもありますね。
映画ファンの方なら、ご記憶でしょう。そうです、全体主義と化した英国での体制転覆をねらうテロリストを描いた2006年公開の「V for Vendetta 」です。テロリストのV、17世紀に起こった英国での反乱の首謀者でウェールズ地方では英雄として知られるガイ・フォークスのマスクをかぶっていたのが、印象的でしたね。
英国では彼の陰謀事件にからみ、「ガイ・フォークスの日」があります。そして映画「V for Vendetta」でも、この日が体制転覆の鍵を握る日として、登場しますね。
その日はというと・・・。
11月5日です。すでに呼びかけられている「銀行からお金引き出しキャンペーン」以外にも、大々的なアクションが取られようことは、想像に難くありません。
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