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WBCに日本は不参加も、欧州ソブリン危機下のあの国は出場

by • July 25, 2012 • Gossip, Latest NewsComments (0)692

Japan is boycotting WBC while Spain will participate in the tournament.

イチローのNYヤンキース移籍をこの目で確認した24日、同時にオフィス・ビルのロビーでこんな看板を発見しました。

WBCの会合が開催されていたのです!

 

看板を横目で眺めつつ・・日本は2013年開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、不参加なんですよね。ニュースを聞いて、心がポッキリ折れてしまったものです。

理由はいまさら言うまでもなく。主催者側のジャイアンよろしく「オレのものはオレのもの、お前のものもオレのもの」というスタンスを押し出す威圧的な態度に痺れをきらしたということになってますね。

毎日新聞の社説によると

「大会を運営するのは米大リーグ機構(MLB)とMLB選手会が共同出資した会社WBCIで、国際野球連盟ではない。国際サッカー連盟が主催するワールドカップなど他の国際競技大会とは運営形態が異なる。」

問題はここから。

「2006年の第1回大会以来、WBCIが各国代表チームを招待する形で渡航費や滞在費などを負担している。その代わり放映権や入場料に加え、各国代表のスポンサー権、グッズのライセンス権を含めた売り上げのすべてを集約した上で、経費などを差し引いた収益を参加国に配分する仕組みになっている。

収益配分は09年の第2回大会の場合、WBCIが66%だったのに対し、日本は優勝賞金を含めても13%だった。選手会は他の国際競技大会にならってスポンサー権とライセンス権の『帰属』を求めている。大会のスポンサー収入の7割超を日本企業が占めていることが背景にある。」

確かに、日本側が怒りの丈をぶつかるのも、理解できます。一流選手が出場しないケースもあるので、なおさらです。

ただし、マイナス要因が2点あると考えられます。

1)2連覇のディフェンディング・チャンピオンが出場せず、勝ち逃げの印象を与える
→次大会で王座を維持できないと、背を向けた卑怯者みたいです。
事実、メジャーリーグ情報サイトでは、「日本は二冠に輝いたディフェンディング・チャンピオンなのに、非常によろしくない」などと、率直に遺憾の意を表していました。それだけでなく、問題解決の糸口を探そうとする意欲もちらつかせてます。

「July 20, 2012:  Japanese Pros Threaten to Boycott the 2013 World Baseball Classic. This is bad people.  Very very bad. Japan is the two-time defending WBC champion. If Japan doesn’t send its pros, the tournament will definitely be tainted. Let’s hope that a quick resolution is found to this one.  Courtesy of mlb.com」

2)ドミニカやキューバも出場する一方で、債権国の日本が出場しない代償
→1992年に湾岸戦争が開始した当時「金を流して血は流さず」で、批判されたのが懐かしい。

WBCは通常、16カ国が頂上を目指し、熾烈な戦いを極めます。以下の12カ国は、自動的に出場権を持つ国とその2011年ベースのGDPと順位。欧州ソブリン危機の渦中にあるイタリア、参加するんですね。

・オーストラリア 1兆4882ドル (13位)
・中国 7兆2982ドル (2位)
・キューバ 60.81億ドル (注意:2008年ベース)
・ドミニカ 567億ドル (71位)
・イタリア 2兆1987億ドル (8位)
日本 5兆8695億ドル (3位)
・韓国 1兆1163万ドル (15位)
・メキシコ 1兆1548億ドル (14位)
・オランダ 8404億ドル (17位)
・プエルトリコ 963億ドル (注意:2010年ベース)
・アメリカ 15兆940億ドル (1位)
ベネズエラ 3158億ドル (34位)

残りの4カ国については、大会3回目で初めてとなる、出場権を争うトーナメントが開催されるのです!以下の国、何と16カ国が国の威信をかけ、勝ち抜き戦で火花を散らすのですよ。日本の不参加決定なら、もう一枠増えることになるのでしょうね。

・ブラジル 2兆4929億ドル (6位)
・カナダ 1兆7369億ドル (10位)
・台湾 4668億ドル (26位)
・コロンビア 3284億ドル (33位)
・チェコ 2153億ドル (46位)
・フランス 2兆7763億ドル (5位)
・ドイツ 3兆5770億ドル (4位)
・英国 2兆4176億ドル (7位)
・イスラエル 2429億ドル (41位)
・ニュージーランド 1618億ドル (56位)
・ニカラグア 73億ドル (138位)
・パナマ 306億ドル (89位)
・フィリピン 2131億ドル (47位)
・南アフリカ 4081億ドル (29位)
・スペイン 1兆4935億ドル (12位)
・タイ 3457億ドル (31位)

ニカラグアのGDPなんて、日本の約1000分の1ですよ!それでも参加してます。さらにユーロ圏加盟国からは銀行救済支援をあおいだスペインをはじめ、ドイツやフランスなどユーロ圏の雄が出陣するのです!

ワールドカップ、欧州選手権とサッカーでは王者を堅持したスペイン。野球ではどう?

大人の事情があるのは分かりますけどね、侍ジャパンの雄姿、ぜひとも拝みたかったです・・。

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