Gaining iPhone 5 May Mean Losing Your Money.
iPhone 5、いよいよアメリカでは9月21日に販売を開始します!既報のとおり、NYの5thアベニューに建つアップルストアでは、初日にiPhone 5をゲットしようとすでに行列が出来上がる興奮っぷり。CNNマネーによると、いの一番に列を作った方は54歳のHazem Sayed氏と31歳のSage氏で、8日前の13日、午後8時からテントを張ったんですって。単なるマニアではなく、Vibeというソーシャルメディア開設にあたってのプロモーション活動の一環だそうです。
雷雨に襲われた18日の夜、彼らはどうやり過ごしたのでしょうか。
行列の第1陣が到着したのが8日前だけに、予約台数もアンビリーバボー。17日に予約開始ししてから、24時間で200万台を突破し「4S」の2倍にまで膨れ上がったんですよね。
こんなニュースを手掛かりに株価が上がらないはずもなく。18日の引け値はゆうゆう700ドル超えの2.13ドル高(0.3%高)の701.91ドルで引けました。スターン・アギー、目標株価を840ドルへ引き上げるはずです。
飛ぶ鳥を落とす勢いのiPhone 5、販売台数だけでなく気になるのがお値段。携帯サービス会社からの購入ではない、SIMカードフリーのアンロック版になりますと、
16GBで$649(5万950円)
32GBで$749(5万8800円)
64GBで$849(6万6650円)
携帯サービス会社、アメリカでiPhoneを提供するベライゾン、AT&T、スプリントとの契約ベースの値段なら
16GBで$199(1万5620円)
32GBで$299(2万3450円)
64GBで$399(3万1320円)
「4S」のお値段と同じで、お手軽~と思ったら大間違い。確かに購入価格は契約ベースの値段で本体こそリーズナブルですが、ベライゾンの場合ですとこんな罠が仕掛けられているのです。割引価格でiPhone 5購入者で「データ無制限」サービス対象者は、無制限の権利を剥奪されることになります。無制限が剥奪された場合、データ容量ごとのプランへ変更する必要があります。一番割安で1GBで50ドル。1GBといえば、Youtubeで中程度の画質の3分ビデオを40回視聴できる程度ですよ。高画質になると、一気にレベルダウンすること必至。1GBを超えると、1GBごとに15ドルの追加料金が掛かるんですよね。テキスト+通話料金40ドルもありますから・・・書いてるだけで頭痛がしてきますよ。
そんなわけで、アンリミテッドで毎月の支払い103ドルの私は、iPhone 4Sをキープします。
AT&Tの場合
長所)データの選択肢あり、良好なLTEで高速回線の利用可能、無制限データ維持(ただし5GB以上でスローダウン)
短所)無制限データ保有者でなければデータ・シェア・プランの共有を強要(簡単に容量超えで追加料金支払い義務発生)、フェイス・タイムに制限アリ
Tモバイルの場合(※アンロック版の利用になるので、価格は割高になります)
長所)無制限データのサービス利用が可能、フェイス・タイム無制限
短所)不良なLTEネットワーク、電話中のウェブ閲覧不可
毎月の料金ベースだけでみるとTモバイルが無制限データで60ドル、テキスト+通話で30ドルで今のところ最も割安。iPhone 5効果でこうした携帯サービス会社の業績もうなぎのぼりとなるのか、いろんな意味で眼が離せません。
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