malarkey

バイデンVSライアン、世論調査は引き分けも・・・

by • October 12, 2012 • Latest NewsComments (0)768

Biden Said  ‘Malarkey’,  Ryan Had To Keep Drinking Water.

感動した!!!

ってことはありませんが、熱かった。間違いなくRed Hotでした。何がって、もちろん11日の夜に行われた副大統領候補の討論会です。ジョー・バイデン米副大統領が、ポール・ライアン米下院予算委員長というカトリック信者対決は、その年齢差27歳と2回り以上違うことを感じさせない、手に汗握る舌戦でした。

バイデンはオバマの超然とした、あるいは節目がちで視聴者からは防戦一辺倒に映った受身スタイルの反省から初っ端から手を振りかざして猛攻撃。中東情勢を語る際にイスラエルのネタニヤフ首相を「Bibi」と愛称で呼ぶなど外交通をアピールするのはもちろん、リビア大使館の殺害事件も、共和党が大使館向け予算を3億ドル削減したからだ、とバシバシ畳み掛けてましたね。

もちろん、オバマが避けたあの言葉「47%」もはっきり口に出し、ロムニー候補を真っ向から攻撃することも忘れません。ライアンによる「30% of Americans are takers, not makers(アメリカ国民の3割は政府から補助を受け取ってばかりで、担い手ではない)」といった失言も、しっかりピックアップ。ライアンの発言にしびれをきらして、「malarkey!(ナンセンスだ)」と2度も口を滑らせる場面も、記憶に刻まれました。ちなみにこの「malarkey」、ツィッターで上位にランキングするなど一躍脚光を浴びたキーワードとなったんです。

共和党寄りの地元紙NYポストですら、見出しはご覧の通り。

ライアンはさすが若いとはいえ、1999年から政界しているために話すコツを知っています。ロムニー側が自動車事故で障害を背負ったニクソン兄弟の学費を支援したというエピソードを持ち出したり、医療保険改革がテーマに移るとアルツハイマーの祖母を受け入れたと振り返りました。社会保障費で母と生活し大学を卒業したなんて涙なしでは語れない過去まで打ち明けたときは、いくらウィキに掲載された有名な過去とはいえ、中間層の胸はわしづかみされたでしょう。

でも・・・個人的にはライアンのこの言葉が、政治家二枚舌っぷりが透けてみえて強烈に印象に残りました。

Ryan : sometimes the words don’t come out of your mouth the right way(ときに言葉は正しく出てこないことがある).

Biden: But I always say what I mean. And so does Romney!(でも、僕は口に出していうときは思ったことを話すよ。ロムニーも同じだろうね)

ライアンがやたらに水を飲んでいたことも、妙に頭からは離れません。水を飲むという行為は1)緊張を和らげる、2)水分補給で脳を活性化させる--という効用があるので、ライアンさん、無意識にバイデンの攻撃にドギマギしていた??

最後の最後まで、グラスを傾け続けたライアン。

予想外の熱戦となった副大統領候補・討論会。世論調査の結果はといいます・・・。

ライアンが4%ポイント差で勝利!個人的にはバイデンに軍配が上がったかと思いきや・・・意外でしたね。共和党は終始ライアンに挑発的な笑いを浴びせたバイデンに対し「Joe laughed at the issues(バイデンは問題の核心を笑いで伏した)」やり込めていましたっけ。かつてのゴアVSブッシュの大統領選・討論会でゴアがため息をつきまくったときのように、ひとつの所作を繰り返すと印象が悪いのかもしれませんね。

それぞれが討論会で最も時間を割いたトピック、オバマVSロムニーのときはそろって「経済」でしたが、バイデンVSライアンではバイデン「経済」、ライアンが「予算/税制」と分かれました。ライアンはカメラ目線で討論会を締めくくりましたが、後で「It’s economy stupid!」ということにならなければいいですね。

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