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夜の帳が降りた頃に活動を開始する、その名はナイトマーケット

by • April 8, 2013 • Nightlife, NY Tips, Out & AboutComments (0)3295

Night Market : New Sensation On The Corner Of Bowery St.

家人と久々にディナーを楽しんだ週末。腹ごなしとBAR散策がてらに花冷えどころか冬の空気をはらむNYのストリートを彷徨していたんです。

どこで暖をとろうかとフラフラしていたところで、暗がりから忽然とこんな灯りが目の前に飛び込んできました!知らず知らずに足が勝手に向かっていくさまは、さながら電灯に吸い寄せられた虫、あるいは漁船の作戦にはまったイカのごときです。

突如こんなヴィジョンがみえたら、好奇心に火が点けられませんか?
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気になって仕方なくって、扉を探していざ進入!

堅く閉ざされたドアを何とか開けてみると・・・。

屋台が目の前に飛び込んできました!中国系らしき人々を中心に慣れた手つきで、餃子やら炒め物、なぜかカキ氷まで作って販売しているではありませんか。

週末の夜だからこそ、まるで秘密の基地のように映る屋台。
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受付の男女にうかがってみると、イベントの名は「ナイトマーケット」。40ドルでチケットを購入すれば、出店する中国/台湾/アジア料理/スウィーツなど、すべて楽しめるんです。今回は

ホットドッグ店 Asia Dog
飲茶店 Nom Wah Tea Parlor
マカロン店 Macaron Parlour
カリブ+アジア料理店 Spur Tree
カキ氷店 Imperial Woodpecker Sno-balls
香港料理の屋台 Hong Kong Street Cart
カップケーキ店 Filled with Sweets
台湾ビール Taiwan Beer
Taikan Chicken

NY地元のお店からベンダー、および企業など合計9グループが参加いたしました。

単に屋台がそろっているわけではありません。

週末の夜にふさわしくヒップスター風の女性DJがエレクトロをスピンしクラブ風味を加えます。

会話の邪魔にならないビート加減が、ビールとともに心地酔い。
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来店者はアジア系主催のイベントには珍しく、非アジア人が多かった!物珍しさと割安感に加え、イベント要素たっぷりなんで、20代から30代の新たな顧客層を掘り起こしたのでしょう。組織を運営する男性に聞いたところ、チケットは完売だったそうな。

レストランや企業のプロモーションとしてはもちろん、キャッチーでポップなのに知る人ぞ知るといったエクスクルーシブ感が来る人のエゴもくすぐってくれる。最先端カルチャー発信源としても注目を集めそうなナイト・マーケット、日本の観光局もトライして下さらないですかね。ジャパン・ウィークとはまた別のファン層獲得、間違いナシだと思うんですけど・・。

舞台となった「ザ・オールド・ボワリー・ステーション(The Old Bowery Station)」は、NYらしい掟破りのコンセプトが詰まったビックリ箱とも言っても過言ではなく。「オープンハウス」と称するだけにキッチン、BAR風カウンター、イベントフロアを兼ねそろえてた貸切スペースなんですよ!今回の「ナイトマーケット」だけでなく、オリジナルの誕生日/婚約パーティーからシェフの特別晩餐会、ファッション・ショーなんかも開催できます。お値段はキッチン、BAR、イベント・サイドを含めた全フロア3500平方フィート(325.2平方m)、10時間で3500ドル=34万7000円。高いと思うかどうかは、あなたが主催するイベント・チケット次第です~。

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