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アベノミクスあらため、アベゲドンが相場のキーワードに?

by • June 5, 2013 • Latest NewsComments (0)521

Forget About Abenomics, Here Comes Abegeddon. 

安倍首相は5日に都内で講演し、政府の成長戦略第3弾を発表しましたね。知り合いのヘッジファンド関係者は、時差もあって「今夜は眠れないかも・・」とボヤいておりましたが、彼が心配すべきは、日本株の反応だったかもしれません。

CNBCでも登場する回数が増えた安倍首相。もっと他に、写真ありそうなんですけど・・。
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5月23日の高値から約20%も急落した日本株動向を受け、国内ですでに出回っていた悲観論が外国人の間でも飛び出してきました。

UBSのグローバル・チーフ・インベストメント・オフィサーのアレックス・フリードマン氏はCNBCアジアで、アルマゲドンをもじった「アベゲドン」に警鐘を鳴らしたんです。アベノミクスは、どこへやら・・・。同氏は「資産価格が上昇する一方で実質成長が低迷するというスタグフレーションに直面するリスクがある」と指摘。スタグフレーションを通じ日本国債が売りを浴びる「アベゲドン」の恐怖大王が降りて来るシナリオでは、10年債利回りは足元の0.9%付近から5%へ急伸し、日本の政府債務残高も現在の国内総生産(GDP)比226%から300%を突破するといいます。

Marketwatchの人気記事ランキングでも、日本への注目の高さがうかがえますね。
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日本株の急落劇は、アベノミクスへの不安感より米国の金融政策の観測が先に立ったという見方があります。投信フローの統計を発表するトリムタブズのバイダーマン最高経営責任者(CEO)が5日にCNBCに出演していわく、「バーナンキFRB議長が議会証言を行った5月22日以降、本邦投資家が日本関連の投信を中心に大量に売ってきた」。Fedが緩和策を徐々に巻き戻すリスクに着目し本邦投資家が同時に円のレパトリに動いたので、自国通貨を押し上げたのはいうまでもなく。

QEの先輩である日本株の急落に、Fedの資産買入を支えに上昇してきた米株動向もさすがに狼狽を隠せなくなってきました。QEという特効薬に支えられ最高値更新を謳歌してきた米株ですが、ここからは上昇のけん引役がQEから成長へバトンタッチができるかどうか。

そういう意味では、予想以下だったことより米5月ADP全国雇用者数はいわずもがな、米1-3月期労働生産性の結果は、気掛かり。賃金と合わせて単位労働コストは2012年10-12月期に急増後に減少に転じており、ブッシュ減税終了の反動といえるでしょう。とはいえ実質賃金が減少していることは事実で、労働時間も生産も速報値から下方修正されてます。企業が既存の雇用を使い回すと同時に、採用に消極的である事実を浮き彫りにしてますからね。ブッシュ政権で米大統領経済諮問委員会委員長だったラジア氏(ちなみに彼の後任はバーナンキ議長)も米1-3月期労働生産性を受けて、そんな感想を述べてました。

これまで米株は薬物依存症のように緩和策の継続期待で持ち上がっていましたけど、NY大学のルービニ教授や元オッペンハイマーのアナリストであるメレディス・ホイットニー氏というベア中のベアの面々が次々にブルに転換してます。日本株に負けじと、米株もボラが激しくなりそうです。

ルービニNY大学教授とホイットニー女史といえば、金融危機の到来を当てたお2人。
 bull

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