Microsoft Will Provide Free Upgrades To Windows 10.
マイクロソフトが送る最新版OS”ウィンドウズ 10”は、1年間にわたって無料で提供されることが分かりました。
”ウィンドウズ 10”の発表会でOSグループのテリー・マイアーソン執行副部長が明らかにしており、”ウィンドウズ 8.1”を皮切りに”ウィンドウズ 7”など順次対応していくといいます。
ネットマーケットシェアいわく世界のOSシェアの9割を担う”ウィンドウズ”のうち、半分以上が”ウィンドウズ 7”、誕生から14年を迎える”ウィンドウズ XP”ですら20%を占め、”ウィンドウズ 8.1”はたった10%に過ぎません。ユーザーから「神かゴミか」と揶揄されるほど当たり外れが激しい”ウィンドウズ”ですが、今回はスタート画面もカムバックしますし、大ヒット間違いナシ?
新しいブラウザ”プロジェクト・スパルタン(Project Spartan)”も、お披露目しております。スタイラスが利用できるほか、コンテンツを合理化したレイアウトがスグレモノと評判が高い。もちろんマイクロソフトのパーソナル・アシスタントの”コルタナ(Cortana)”も搭載してあり、アップルのSiriと合わせ映画「her 世界でひとつの彼女」の世界に一歩近づいた気がしますよね。リリース日は、”ウィンドウズ 10”とともに、まだ未定なのが残念・・。
CPU、GPUを内蔵した”ホロレンズ(hololens)”なるヘッドセットも発表し、会場を沸かせました。”ウィンドウズ 10”に対応するアプリケーションを作動でき、PCなどの連携は不要。音響や各センサーも搭載しており、大人気ゲーム”マインクラフト”の世界を歩くこともできるとあって、ファンにはたまらない一品でしょう。
映画”マイノリティ・リポート”を彷彿とさせるフューチャリスティックなデザイン。
(出所:Slash Gear)
ゲーム端末機”Xボックス”の連動も、忘れません。同時に複数のプレーヤーとゲームを楽しめる機能で、”プレイスレーション4”から顧客を奪い返す意気込みなのでしょう。ソフトウェアの王者たるマイクロソフトが”ウィンドウズ 10”がどこまで捲土重来をみせてくれるか、楽しみですね。
(カバー写真:PC World)
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