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素朴なフランス田舎料理を満喫 at ラ・マンジャー

by • March 6, 2015 • Latest News, Restaurant ReviewsComments Off5002 •

ambience: 82%

foods: 80%

service: 81%

quiet level: 78%

bathroom: 70%

Summary:

Looking For A French Country Restaurant? La Mangeoire Offers Everything You Need.

夜半から降雪警報が出ていたことも知らず、こもり気味の日々に嫌気がさしたので久々にディナーにしゃれ込んじゃいました。

翌朝は、3月5日だというのにご覧の有様。
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今回は、フレンチの「ラ・マンジャー(La Mangeoire)」。ミッドタウン・イーストというビジネス街に建つ割に肩肘の張らない、ほっこりした趣きのウェブサイトが気に入ってたんです。

フランス田舎料理を振る舞うだけに、一歩お店に入ると気分はまるでブルゴーニュの家庭に紛れ込んだかのような錯覚にとらわれます。木造りのぬくもり、やわらかく店内を照らすランプ、亜麻色にゆるくカーブがかかった髪を無造作に束ねた受付の男性のフレンチ訛り。すべてが牧歌的で、肩の力がすーっと抜けていきます。

35年以上にわたって店を守り続けたとあって、料理も申し分ありません。上質の田舎料理を手頃な価格で提供するという創業以来の理念を守り、プリフィックス・メニューはアペタイザー、メイン、デザートの3コースで45ドル(5400円)。単品なら前菜だけで20ドル近いので、コースだとお得感満点です。

フランス直送のエスカルゴは、バターとパースリーたっぷり。
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自家製パテは意外にあっさりしていて、ワインとの相性もバッチリ。
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メイン州沖でとれた鱈は、ガーリックをまぶした特製マヨとともにホロホロと口の中で溶けていく。
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ニューヨークのフレンチとは思えないくらい、食材を生かした味付けで良い意味で淡白でさえありました。日本人にとっては、口当たりだけでなく胃にも優しく、濃厚なテイストに疲れた方々にはおススメです。ワインは30ドル台から揃え、サービスの面でもナイフとフォークは一品ごとに変えてくれるきめ細やかさに溢れおり、居心地の良さも申し分ありませんよ。

(カバー写真、文中写真すべて:My Big Apple NY)

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