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米新規失業保険申請件数、3週間で約1,680万人増加

by • April 12, 2020 • Finance, Latest NewsComments Off2557

Jobless Claims Hit 6 Million 2 Weeks In A Row.

米新規失業保険申請件数は4月4日週に660.6万件と、過去最多を記録した686.7万件(664.8万件から修正)と、ほぼ変わらなかった。3月29日以降、4月4日までに外出禁止関連措置に踏み切った州は全米3位の人口を抱えるフロリダ州など13州を数え前週の23州を下回ったものの、大幅増が継続。結果、過去3週間でざっと1,678万人もの申請件数を記録した。業種別の就労者動向を踏まえれば、外出禁止関連措置が解除されない限り、仮に次週にかけ申請者数が鈍化したとしても継続受給者数は高止まりする公算が大きい。

チャート:4月4日週の米新規失業保険申請件数と継続受給者数

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(作成:My Big Apple NY)

その他、関連指標の結果は以下の通り

・継続受給者数(3/28週)→前週比439.6万人増の745.5万人、過去最多
・失業者に占める被保険者の割合(同)→5.1%、前週の2.1%から3.0%ポイントも急伸

――全米では4月10日時点で全米人口の約95%が外出禁止関連措置が講じられる状況です。さらに、前週のジョージア州に続き、NY市ではデブラジオ市長が学期末まで休校する方針を発表しました。クオモ州知事は新規感染者の頭打ちを指摘するものの、事態終息と正常化には未だ時間が掛かること必至です。

(カバー写真:Jernej Furman/Flickr)

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