La expansión del sector manufacturero chino se estanca en enero

米2月フィリーは1年ぶり低水準、景気先行指数も伸び鈍化

by • February 19, 2015 • Finance, Latest NewsComments Off1656

Philly Fed Index Falls To Lowest In A Year, Leading Indicator Rises At Slower Pace.

米2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(フィリー)は5.2となり、市場予想の9.0を下回った。前月の6.3にも届かず。3ヵ月連続で低下した結果、1年ぶり低水準を示した。

主要な項目の内訳は、以下の通り。
・新規受注 5.4<前月は8.5、足元で最低
・仕入れ価格 4.7<前月は9.8、足元で最低

・雇用 3.9>前月はマイナス2.0
・週当たり平均労働時間 マイナス6.0>前月はマイナス6.7
・出荷 8.1>前月はマイナス6.9
・在庫 15.2>前月はマイナス0.7

6ヵ月先見通し指数は29.7と、前月の50.9から急低下した。6ヵ月平均の48.5からも大きく下振れし、直近で最低を更新している。項目別では、新規受注、出荷、在庫が前月から弱含んだ。一方で雇用や週当たり平均労働時間をはじめ、仕入れ価格や設備投資は前月より強い数字となった。

バークレイズのジェシー・ヒューウィッツ米エコノミストは、結果を受けて「ISM製造業景況指数に換算した場合、前月の47.8から51.7へ改善する」と分析。とはいえ、悪天候も重なり「1−3月期の製造業活動は鈍化する公算」と結んだ。

米1月景気先行指数は前月比0.2%上昇の121.1だった。前月の0.4%(0.5%から下方修正)と合わせ、上昇トレンドを維持。一致指数は0.2%上昇の111.6、遅行指数も0.3%上昇の115.3とアップサイドを保った。発表元であるカンファレンス・ボードのエコノミスト、アタマン・オジルディリム氏は結果を受け「景気先行指数は上向き続けたものの、伸びは鈍化している」と指摘。背景として「住宅建設活動、製造業新規受注における見通しの弱含み」を挙げ、米経済に下方リスクを与えると慎重な見方を示した。

——米2月フィリーは米2月NY連銀製造業景況指数に続き減速しており、ドル高のインパクトが響いている様子が伺えます。大寒波の煽りも、注意したい。19日から20日にかけ、米中西部から米北東部にかけ摂氏マイナス20度まで気温が急低下するとのニュースも飛び込んできました。ドル高や悪天候に加え、長引く西海岸の港湾労働者ストライキも重なり、製造業には試練が訪れています。景気先行指数も、悪天候やドル高のほか、金利上昇もあり住宅市場は凍てついた風が吹き付けており、今はじっと耐え春に咲くであろうペントアップ・ディマンドに期待したいところですね。

(カバー写真:Investing/Reuters)

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