Q1 GDP Most Likely Shrank, What About Atlanta Fed’s Q2 Outlook?
米3月貿易赤字が2008年10月以来で最大の赤字を計上した結果、エコノミストの間で米1−3月期国内総生産(GDP)改定値の予想が軒並み下方修正されました。
米1−3月期GDPは0.2%増だったところ、改定値予想はご覧の結果になっています。ゴールドマン・サックスをはじめUBS、JPモルガンなどはマイナス0.5%まで引き下げてきました。モルガン・スタンレーは合わせて、米4−6月期GDP見通しも下方修正しましたよね。ちなみにCNBCが米3月貿易収支後に集計した”ラピッド・アップデート”によると、エコノミスト予想平均はマイナス0.3%。4−6月期はプラス成長を見込んでおり、2.9%でした。
では、米1−3月期GDP速報値をズバリ的中させたアトランタ連銀の4−6月期予想はどうなっているのでしょうか?

(出所:Federal Reserve Bank Of Atlanta)
エコノミスト予想平均が3%超であるにも関わらず、0.8%という1%に満たない数字が弾き出されています。1−3月期のGDP予想でもエコノミスト予想とのかい離には目を見張るものがあったものですが、4−6月期には一段とスプレッドが広がりました。
足元の米経済指標は米3月中古住宅販売件数、米4月ISM製造業景況指数、米4月ISM非製造業景況指数、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などで1−3月期からの回復を確認中。とはいえ米3月貿易赤字を含め、米3月建設支出は振るわず、米4月新車販売台数も予想外の鈍化を示しました。特に、米4月新車販売台数はGDPの7割を占める個人消費を直接反映するだけに失速は好ましくないサイン。芽生え始めた景気回復期待に、今後の経済指標が冷や水を浴びせるのか。13日発表の米4月小売売上高には、要注意です。
(カバー写真:Trekearth)
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